南米編 2 1992/7/12~7/21

1992/7/12 (日) 晴/小雨 CUCUTA (COLOMBIA)

朝9時頃出発、Cucutaを目指す。途中山を幾つも越える。空と雲がやたらと低い。山の上を走ってる間はめっちゃ寒い。村の人は皆毛のポンチョの様な物を着ている。この辺りの山は木が少ないが、高度が下がると熱帯になる。Cucutaはやたら暑く特徴がない、ベネズエラナンバーの車が多い。明日はベネズエラのビザを取りに行かないとならない。

本日の走行距離:133マイル
全走行距離:16926マイル
宿泊:RESIDENCIAS TURISTA P3000


1992/7/13 (月) 晴/雨 CUCUTA (COLOMBIA)

朝一番でベネズエラ領事館へ行く、8時前だがすでに多くの人が並んでいた。ビザ申込書を貰い、写真を近くの写真屋に撮りに行き、パスポートコピーと共に提出。銀行への$10支払用紙を貰い銀行へ、$10とあるが、米ドルでなくペソ支払いだった。レシートを持って領事館へ。今日の1時に受け取れるという。

本日の走行距離:6マイル
全走行距離:16932マイル
宿泊:RESIDENCIAS TURISTA P3000


1992/7/14 (火) 晴/雨 SABANA DE MENDOZA (VENEZUELA)

8時過ぎ出発、出国のためDASへ行きスタンプを貰うが、国境手前の税関でも良かった様だ。ベネズエラ側にイミグレはなくDIEXを探してスタンプを貰い、すぐそばの警察の隣でPERMISOを貰う。ようやく入国出来た。
一路カラカスを目指しパンアメリカンハイウェイを走る。道は走りやすいが、警察の検問がとても多い。


本日の走行距離:240マイル
全走行距離:17172マイル
宿泊:HOTEL PANAMERICANA BS300

1992/7/15 (水) 晴 CARACAS (VENEZUELA)

朝一で出発し東を目指す、途中道を間違えて20マイル程違う道を走っていた。Barquisimetoの手前数十キロから4車線となりペースが上がり4時頃カラカスに着いた。大きい街である。安いペンションを探して泊まる。

本日の走行距離:390マイル
全走行距離:17562マイル
宿泊:PENCION ? BS350

1992/7/16 (木) 晴 CARACAS (VENEZUELA)

朝一でブラジル大使館にビザを取りに行く。ビザは明日10時に受け取れるという。BS750、写真も必要。帰ってハガキとマラリヤ予防薬を買いに行き、ハガキを出そうと出ると警察を名乗る男二人に呼び止められIDを見せろと言う。パスポートはブラジル大使館にあるのでコピーを見せて解放された。

本日の走行距離:13マイル
全走行距離:17575マイル
宿泊:PENCION LOS MEDANOS BS350


1992/7/17 (金) 晴/雨 EL TIGRE (VENEZUELA)

朝10時にブラジル大使館へ行きパスポートを受け取りそのまま出発、フリーウェイで東へ。アメリカ並みに走りやすい道だ。スタンドも多くガスの種類も多く安い。VE9からVE16に入り南下すると景色と天気が変わり雨になる。

本日の走行距離:285マイル
全走行距離:17860マイル
宿泊:HOTEL 1RO MEYO BS200


1992/7/18 (土) 晴/雨 EL DORADO (VENEZUELA)

朝8時出発、相変わらず走りやすい道だ。真っ直ぐな道が多く未開のジャングル地帯という感じだ。オリノコ川手前の料金所(BS0.5)でも検問。オリノコ川は茶色く濁っていた。それ以降の景色は単調。4時半頃にエルドラド到着。

本日の走行距離:337マイル
全走行距離:18197マイル
宿泊:HOTEL EL DORADO BS300


1992/7/19 (日) 晴/小雨 STA HELENA (VENEZUELA)

ホテル隣のレストランでコーヒー飲んで8時過ぎ出発、天気はどんより曇り。km88までは典型的なジャングルロード、木々が鬱蒼としている。km88のガススタンドは全て開いていた。その先は山に入り景色が変わる。山を越えるとグランサバナ、草原が広がりそこここにヤシの木オアシスが、遠くにはテーブルトップの山。初めて見る変わった風景。走っていてとても気持ち良い。国境の町Sta.Helenaまでは舗装路。3時頃到着し適当なホテルに投宿。スタンドでオイル交換した。

本日の走行距離:203マイル
全走行距離:18400マイル
宿泊:HOTEL PANAIMA BS600



1992/7/20 (月) 晴/雨 BOA VISTA (BRASIL)

朝7時過ぎにDIEXに行くが8時からだと言う、ポリスと話をしながら待ちスタンプを貰って町を少し迷って国境へ。ベネズエラ側イミグレで北上して来たライダーと会う。税関は9時からなので少し話をする。彼はイタリア人のクラウディオさん。モトグッチにバイクを提供され、宣伝を兼ねてフェゴ島からアラスカまで行くと言う。これまで2回世界一周していて(ヨットとベスパで)かなり有名人らしい。バイクはモトグッチ1100のデュアルパーパス、でかくて荷物も凄い。アマゾンをポルトベーリョから縦断して来たとか。道はテリブルまるで悪夢と言っていた。あのバイクでは仕方ない。住所を交換し写真を撮って別れる。

ブラジル入国は簡単に済んだ、そこから先ボアビスタまでは完全ダートだが、道幅広く硬くて走りやすい。しかし後半は雨に降られどろどろ。赤土で真っ赤になった。

本日の走行距離:156マイル
全走行距離:18556マイル
宿泊:HOTEL IDEAL CZ17000



1992/7/21 (火) 晴/雨 RORANOPOLIS (BRASIL)

朝飯に無料のパンとコーヒーを食べ、銀行で両替し9時半頃出発。思ったより寒くTシャツだと震える。ボアビスタから80km程で舗装は終わりダートになる。Caracaraiまでの残り80kmは酷い道、穴だらけの沼道、深くないが滑りやすい。Carcaraiを過ぎ川を渡し船で渡る(CZ2500)。その先は舗装路、途中2回スコールがあった。1度目は目前に迫ってきた時うまい具合に屋根付きバス停らしき物が横にあり濡れずに済んだ。こっちのスコールは雨がやって来るのがはっきり分かる。雨が壁の様に徐々に迫ってくるのが面白い。Caracaraiから110km程の分岐でガス補給と昼飯。コーヒーは無料。今夜はそこで聞いたマナウス方面に40km位の村のホテルに泊まる、めちゃ安。

本日の走行距離:210マイル
全走行距離:18766マイル
宿泊:HOTEL RORANOPOLIS CZ5000 ($1少し