2006年11月3~5日 飛騨ツーリング

11月3日

久しぶりの飛騨ツーリングである。
最後に行ったのは乗鞍スカイラインの最後の年なので4年ぶりとなる。

朝9時前に名神桂川PAにポポンと待ち合わせし出発。
天気は言うことなしの日本晴れ、完全冬装備なので暑いくらいである。
3連休初日ということもあり随所で渋滞となりすり抜けを強いられる。
今回は荷物をざっくり減らしてトップケース+リアの小バッグだけにしたので楽々抜けられる。
計算では3時半に目的地である美女高原キャンプ場に到着予定だが、1湯余分に入れそうだ
という話になり、急遽岐阜の三田洞神仏温泉へ行くことに決定。

各務原で降りて温泉を目指す。ポポン所有のマップルに記載の場所へ行くが全く見つからない。
ポポンは以前に来たらしいが場所は全く記憶に残っていないようで頼りにならず。
周辺をさんざんうろうろした挙句住所をナビで検索してようやく場所判明。
マップルに書いてある位置とはまるで違うところにある、、、。昭文社、嘘がひどすぎる。
結局探し初めてから1時間半後到着、時はすでに12時半、、、。三田洞神仏温泉、入り口はどう見ても
病院である。客もほぼ100%老人、、、。入湯料300円だった。市内の御老人は100円で
入れるようで人気が高いのか?泉質はナトリウム鉄泉という珍しいお湯で
有馬の金泉と同じような茶色の湯、60コンドーだな。時間が押してるので温まる間もなく出発。

時間には余裕があったはずが逆に追われることになり途中は高速利用を考え美濃から乗ろうとすると
郡上八幡まで20km渋滞とある、、、仕方ないのでR156を北上するも、やはり下も渋滞している。
できるだけすり抜けし途中から右岸の県道を通って渋滞回避して観光客で一杯の郡上八幡通過。
せせらぎ街道へ入って国道なのに300円取られるR472通過、ここも渋滞の列。
ゆっくり紅葉を楽しむ余裕もなく高山についた頃にはすでに5時前日も暮れてきた。
キャンプ場は5時で管理人が帰るので蒔だけでも確保すべく連絡し一安心して無事買出し。
一番近い温泉へ寄ろうと臥龍温泉へ行くが、単純泉で特にどういうことのない作りなのに
1000円という料金に納得できずパスすることにした。真っ暗の中一路キャンプ場へ
向かうが新しくできたトンネルに最短コースから最長コースへと知らずと誘導され
真っ暗で何も見えないR361の美女峠を走ってようやく美女高原到着。
キャンプ場の場所が良くわからす周囲をうろうろした挙句元の場所に戻ったところで
先客のハーレー乗りのタケさんに声を掛けられようやく場所判明した、、、。
すでに7時半となっていた、、、。あ~疲れた。テント張って、確保しておいた薪で焚き火宴会開始。
我々以外に人はおらず貸切状態。先客のタケさんは偶然のソロライダー、自分と同い年だった。
もちろん一緒に飲んで酔っ払って1時ごろ?就寝。

走行距離:386km

11月4日

朝は6時半に何故か「エーデルワイス」が大音量で鳴り響き目が覚めた。
隣のテニスコートあたりから鳴っているようだが詳細は不明だ。
起きるとフライが凍っていて昨晩はかなり冷え込んだことを感じさせる、実際寒かったが。
朝飯に昨晩の鍋汁に残り食材を入れて残らず食し、キャンプ代金を管理人のおばちゃんに支払う。
通常は使える風呂なしの料金1泊500円、薪は1束500円。おまけに太い木を何本かサービスしてもらった。

今回の目的は行ったことのない新穂高のロープウェイに乗って展望台まで行くこと。
これまで何度もこのあたりには来ているが何故かロープウェイには乗っていない。
テント、荷物はそのままに9時ごろ軽装で出発。朝から暑いが日陰は寒い、、、。極端な気候だ。
上でコーヒーを飲むため平湯で湧き水「天狗の水」を確保し新穂高温泉駅に11時に到着。
すでに第一駐車場は満車、車は鍋平の第2駐車へ誘導されているがバイクは問題なく
第一駐車場へ。人が多いので第2区線のしらかば平から上までは50分待ちとある。
乗車券をJAF割引で2520円で購入し実乗車時間は片道11分、展望台に着いたら
すでに12時半、だがここからの景色は2520円が十分価値のある景色で感動ものだった。
来て良かった、客が多いのも納得の景色。又来たいと思わせるに十分だ。
コーヒーとチョコレートを山を見ながら昼食代わりにして下山、2時半となっていた。
その後増築されて随分綺麗になった「平湯の森」の温泉へ。
受付のある建物は廊下も含め全て畳敷きとなり好印象、露天風呂は前のままだが
洗い場、内湯、更衣室が増設された新建屋にありかなり広くなった、お湯は白濁ナトリウム泉。
日帰り温泉ばりばりなので印象良いけど70コンドーだな。
ゆっくり温まって丹生川で買出しし又真っ暗な美女峠を通ってキャンプ場へ戻る。

なんと、テントが2つ増えている、車のキャンパーのようだがバイクは我々のみ。
朝のうちに追加で購入しておいた薪がたんまりあるので早速火を起こし宴会開始。
昨夜飲んで美味しかった「氷室」を又飲む。最後の夜は深夜まで飲み続けた。
今日走った時間は3時間だが宴会は6時間、、、。疲れ来たので12時ごろおとなしく就寝。

走行距離:125km

11月5日

今朝も6時半の「エーデルワイス」で目が覚めた。
最終日である、早昨夜の残りを鍋にして平らげフライの乾きを待って10時出発。
帰路は特に無理せず最短ルートを取ろうと来る時に通過してしまったせせらぎ街道と平行に
走る郡上八幡へ至る県道を目指す、が途中で道の駅の看板に誘導されごみを捨てるつもりで
「モンデウス飛騨位山」へ行くがゴミ箱なし、、、予定ルートから外れているのでUターンして元来た道へ、
雰囲気のいい県道を走って郡上八幡を目指すが7kmほど進んだところで何故かゲートが、
落石により通行止めの看板がありゲートは施錠されている。左右に通過できる余裕もなく
引き返さざるを得なくなってしまった。もう郡上八幡は諦め南下することに変更。
先ほどUターンしたところに又戻って県道98を南下する。下呂温泉まで来たところで
温泉をどうするか協議するが2回Uターンしたため時間が押しており今回はパスしてR41を南下、
金山で昼食に松茸釜飯と飛騨牛串焼を食べる。美濃加茂からR248を通って多治見から中央道に乗る。
途中やはり少し渋滞があったが流れていたのでのんびり走行して帰宅。

4年ぶりという飛騨キャンプツーリングだったが、予想外の出来事続きで時間に追われる旅となってしまった。
だが晴れが続き、キャンプ場は全面芝で焚き火し放題。おまけに日当たりもいいとあってすっかり
お気に入りのキャンプ場になった。ごみさえ捨てられれば言うことなしだが、
焚き火でほとんど燃やしてしまうので問題なし。
次回からは平湯でなく美女高原で決まりだな。


走行距離:389km 
総走行距離:1000km


どう見ても病院入り口の三田洞神仏温泉

ポポン、タケさんと3人で焚き火宴会中

「氷室」旨し、残らず飲みます

美女峠、辻の池 早朝の風景

美女高原キャンプ場、芝の広場

新穂高展望台から笠ヶ岳を望む

槍ヶ岳方面

右から奥穂高岳、北穂高岳

綺麗になった「平湯の森」

飛騨位山へ至る県道沿いにて