2006年8月9日~19日 北海道・東北ツーリング

今年は行くのである北の大地へ、実に20年ぶりだ。
往復フェリーと行きたかったが帰りの便が取れないため帰路は
東北を堪能することにしてとりあえず北海道へ向かうのだ。

~ 北海道編 ~

8月9日

出港の90分前には受付をしないといけないということなので夜11時ごろ舞鶴のフェリー乗り場へ行く。
すでに多くのバイクが並んでおり、3列目の最後尾だった。前にはハーレーのお姉さん3人組。
受付でシングルベッドが空いているがどうか?と勧められたので¥1700払って2等寝台から変更。
定刻に出港しすぐさま風呂へ、上がってビール飲んでいるとさっきのお姉さん方が隣へ来たので、そのまま宴会へ突入。
ビールを何本か空けて朝の4時まで宴は続いた。一眠りした後到着までデッキでうだうだすごし、
さほど時間を感じないまま小樽到着。以前来た時は夜出発の翌々日朝6時到着だったが、
当日夜9時に到着というずいぶん中途半端な時間に小樽に着くということになってしまった。
小樽に泊まる手もあるが、翌日の走行距離を考えると少しでも前に進んでおきたいところ。
小樽から100kmほど東へ走り浦臼町の鶴沼公園まで行く。キャンプ場には先客4組いずれも車である。
フリーサイトは広々とした全面芝、トイレのドアは自動ドアだった。

宿泊地:鶴沼公園
宿泊代金:支払わず
走行距離:226km(自宅から)



舞鶴フェリー乗り場、すでに多くのバイクがならんでいた

鶴沼公園のキャンプ場


8月10日

夜は隣のテントのガキが騒ぐのと国道の車の音がうるさくよく眠れず。時には起きてすぐ撤収し出発。
キャンプ代は受付がいないので払わず。国道R275へ出てコンビニで朝食。北を目指して留萌を通り
R232オロロン道路を快走する。天気もよく暑いくらい。ライダーも多く久しぶりにピースサインを何度も出す。
道の駅で休憩しつつ稚内の日本最北端の温泉「童夢」へ。泉質はナトリウム入りの温まる湯、設備も最高、
お茶、冷水無料、90コンドー。ここで昼食に冷麺食す。
ノシャップ岬、宗谷岬と見て猿払公園へ。広くて綺麗な芝生、隣に温泉と言うことなしだ。
夜は受付が一緒だったトラのタイガーに乗る兄ちゃん、淡路からきている老夫婦、
後から来た練馬兄ちゃんと遅くまで飲む。他にもソロライダーは何人かいたが、
そそくさとテントに入り寝ているようだ。ソロ同士集まっているのは
我々だけ、、、。んっ、ライダー同士で飲まないのか?なんか変わってきたか?

宿泊地:猿払公園
宿泊代金:200円
走行距離:368km
総走行距離:594km


サロベツ原野、国道沿いに風車が並ぶ

サロベツ原野、展望台からパンケ沼を望む

お約束の最北端の地

宗谷丘陵から日本海を望む



8月11日

朝は6時に起きて7時過ぎに出発。オホーツク沿いをずっと南下していく。上湧別のチューリップ温泉に入り佐呂間を目指す。
ほたてを買いに道の駅で場所を確認し走り出すと急にリアから異音。止めてみるとチェーン切れとるがな、、、。
はぁーなんでや。張りすぎたか?どうしようもないのでJAFに電話してきてもらうことに。1時間ほどしてJAFが来て搬送する。
とりあえず佐呂間町の牽引車の会社に行きお金払う。28200円なり。その後北見のバイク屋へ。
すでにチェーンの在庫は確認してあるので取り付けるだけである。
到着していざチェーン交換作業にかかるが、カバーを外すとなんとスプロケがない、、、。
これにはまいった、まさか前のスプロケが飛んでるとはまさに想定外、、、。
ファンデューロは前のスプロケはスナップリングで軸に簡単に止めてあるだけなのでありえることだが、、、。
スプロケがなければどうしようもないので札幌のディーラーに在庫問い合わせるがなし。
なければどうしようもないのでレンタカーを近所で借りて佐呂間に戻り探す。がやはり見つからない。
時間もなくなり戻るがバイク屋の場所がわからなくなり戻ると8時だった。
レンタカーは3時間から24時間に変更。荷物を車に移し適当に走って目に入ったビジネスにチェックインした。
外れたスプロケが見つからなければ、残るは札幌のディーラーの現車から取り外して送ってもらうしかない。
明後日から北見のバイク屋が盆休みになるので実質明日中の修理が最後となるのが痛い。
明日なんとか札幌から女満別に送ってもらうしかない。ここで修理できなければもう北海道最東端には行けなくなる。
そういえば朝飯食べただけで腹がへった。晩飯に居酒屋探してビールを焼け飲み。
ほやの刺身を初めて食べた、うまいがちょっと塩辛い。
さぁ、明日どうなるんやら、、、。

宿泊地:ビジネスホテル
宿泊代金:5500円
走行距離:208km
総走行距離:802km



初めて見た、トライアンフのタイガー。

ウスタベイ千畳岩から、遠くに神威岬が見える。

サロマのホタテまで後数百m、、、こんなとこで止まってどーする、、、。

こういう風景どっかで見たような、、、、。



8月12日

朝5時半に目がさめたので佐呂間にもう一度スプロケを探しに行くがやはり見つからない。
札幌のディーラーに電話し中古から流用してもらえないか交渉するとサイクロンでなんとかしてもらえそうだ。
こっちに部品を送るのは無理のようなのでバイクを送ることにする。最後の手段でオーナーズクラブに連絡し車を手配。
店に行きほどなくすると車が来たので、バイク、チェーン、を託す。となると目指すは日高。
今日は実はF650MLの札幌メンバー主催のキャンプがあるのである。日程が合わず諦めていたが、
逆に行くしかない日程になった。昨日借りた車はすでに予約が入っていて続けて借りられないので
レンタカーを乗り換え昼ごろ日高に向け出発。淡々と移動し6時頃到着。
開催場所は国立日高少年自然の家からまつ。キャンプ無料、風呂も無料。
大きな屋根付炊事場で雨が降っても問題なし。一度は参加してみたいと思っていた
北海道オフ、こういう形で来る事になるとは思っていなかったが、ジンギスカンが美味しく
不安な気持ちが少し和らぐ楽しいキャンプだった、1時頃まで飲んで就寝。

宿泊地:国立日高少年自然の家からまつ
宿泊代金:0円
走行距離:計測せず
総走行距離:計測せず


北海道といえばバーベキュー、肉はラム。

総勢13名?が集まった。最長不倒は自分でした。

このキャンプ場がただとは、、、北海道恐るべし。

参加車両、バイクがあれば並べてるんだが、、、。



8月13日

朝は6時起床。コーヒー飲んでいるとDBさん登場。皆は遅くなって次々起きだす。
林道組が9時半過ぎに出発し10時前に出発。日高、夕張の町へ入る反対車線は大渋滞。
バイクは朝10時に店に到着し順番に作業していくことになっているので昼過ぎに行く連絡してある。
なおとさんに教えてもらった北広島のジョイフルを目指す。昼頃到着しスナップリング探すが希望サイズなし。
ミッキーも行くが休み。サイクロンに電話するとちょうど作業中だった。とにかく向かう旨を告げ高速で移動。
店に行くとこれからチェーンをかしめるとこだった。軸Cリングは合うサイズのを用意してくれていた。
あと1時間弱必要らしいので車を返しに行く。昼をそばのラーメン屋ですましタクシーで戻ると終わっていた。
一時はもうだめかもとも思ったが何とかなってツーリングが続けられる。

精算して今後のことを考える。もう道東はあきらめ南下することにする。函館~青森フェリーに14日夜の
予約電話をし22時便を取った。余市へそのまま南下し岩内のマリンビューオートキャンプ場に決定。
サイトはいっぱいだが入り口脇でよければ1000円と言われ即決OK。
先客にR100の岩手からのおじさん、TT-R横浜兄ちゃん。
疲れたので温泉に行くのはやめて無料のシャワーを使う。3人で車座で乾杯し宴会突入。
11時頃まで飲んで食って話して就寝。

宿泊地:マリンビューオートキャンプ場
宿泊代金:1000円
走行距離:272km
総走行距離:1074km


サイト外だが芝生である、少し傾斜が、、、。

こりゃまた古いバイク、BMW R100。渋すぎる。



8月14日

海沿いにR227を南下。暑くて車が多い。景色はいいがとろい車にげんなりする。江差でニシンそば食べた。
松前を超え、白神岬到達。本土の津軽半島は見えなかった。その後、知内温泉へ。
ここには幾つも浴槽があり、まず露天へ行くがあまりにあぶが多いので内風呂の岩湯へ。それにしても熱い。
1分も入っていられない。次に同じ岩風呂の殿方の湯へ、しかしやはり熱い。
北海道最後となる温泉を十分に堪能し函館に向け出発。
ダイソーで買い物した後横にあったカレー屋でいかすみカレーを食べる。少々早いが7時半にフェリー乗り場へ。
バイクは一度に10台も乗ってないみたいだ。フェリー代4090円なり。乗って4時間で到着なので
とにかく寝ておく、2時前に青森に着いた。眠いので青森フェリーの休憩所で仮眠取る。

宿泊地:青函フェリー&休憩所
宿泊代金:0円
走行距離:400km
総走行距離:1474km


突符崎からの眺め、、、だったか。

ここでも風車が、江差の南くらいだったか、、、。