2008年10月24日~26日 大峰 八経ヶ岳登山ツーリング



先月末に行った大峯奥駈道、今回は少し奥駈道を通り近畿最高峰の八経ヶ岳登頂を目指す。

10月24日

気になっていた雨は午後には上がり週末は晴れ予報となった。
夜9時頃出発、前回と同じく池田から阪神高速経由~R309で「道の駅吉野黒滝」へ向かう。
今回はGPSもあり、迷うことなく2時間で到着。早速テントを張る。

焼酎飲んでいると30分ほどしてポポン到着、しっかり迷って加古川から5時間がかりで、、、。
11時に出発したハヤポン、12時半に到着、早っ!
兎に角、全員集合したところで朝に備えて早速就寝。


10月25日

5時半起床、準備、朝食して6時半には出発。
元林道のR309、みたらい渓谷に入ると紅葉が進み綺麗だ。
登山口のある行者還トンネル西口に到着すると夜から来て仮眠を取っていると思われる車で
駐車場はほぼ満杯。空いていたトンネル入り口傍にバイク停めて準備にかかる。
それにしても風強くて寒い、暫らくはカッパ着たまま歩こう。

道の駅吉野黒滝から6:30行動開始 R309行者還トンネル西口


登山届けを出して7時40分に出発。
荒れた急坂の続く登山道を調子よく登って行く、日が射し出して暑くなって来た。
カッパを脱いで最初の休憩ポイントの「奥駈道出合」には1時間で到着。
その先はなだらかにアップダウンを繰り返し「弁天の森」「聖宝ノ宿跡」で休憩。

苔だらけ、、、 大峯奥駆道 出合


天気は最高である、八経ヶ岳は5回目と言うハヤポンはこんないい天気は初めてだと。
晴れ前提のツーリングなので雨なら来ないが、ここまで晴れるのはこの辺りではかなり珍しい様だ。
目に入る遠景の山々の稜線もはっきり見えて嬉しい限りだ。

正面にこれから登る弥山、左が八経ヶ岳 聖宝ノ宿跡
胸突八丁の登り 胸突八丁から正面に山上ヶ岳が見える


11時に弥山小屋に到着、小屋前のテーブルに荷物を置いて歩いて直ぐの弥山頂上(1895m)にある天川弁財天社奥院へ行く。

弥山 1895m 弥山山頂へ至る道
弥山山頂の天川弁財天社奥院 八経ヶ岳


付近を見て少し休憩してから目の前に見える八経ヶ岳へ、一旦下って頂上へ。
11時半山頂(1915m)に到着、標高差約830m、登山開始から4時間弱だった。

八経ヶ岳 山頂 1914.9m 八経ヶ岳山頂からの眺め
八経ヶ岳山頂からの眺め 八経ヶ岳山頂からの眺め


周囲の木のため360度の展望はないがこれより高い山はなくやはりいい景色に変わりなし。
気の済むまで写真を撮って弥山小屋に戻り昼食タイムの大休憩。
大峯奥駈道で日本百名山、近畿最高峰、おまけに昼時と言うこともあり
弥山小屋周辺はかなりの数の登山客、と言っても20人程度だが、、、。

弥山小屋前 弥山小屋前


昼飯も済んだし、時間も12時半、さて下山だ。空は雲が出て来た。
休憩と撮影をしながらもいいペースで下って3時には登山口に到着、下りは2時間半だった。

大台ケ原方面 大台ケ原方面





次は、キャンプ地であるが、まだ決まっていない、、、。
検討の結果、下北山スポーツ公園が良さそうなので決定。

電灯のない行者還トンネルを抜け、苔と水濡れ路面と落葉だらけの酷道R309~R169
と走り一路下北山村へ。スポーツ公園キャンプ場入り口のまるでコンビニのJAで買出しし中へ。

フリーサイトは直火可で薪もあり、温泉も徒歩圏内のこのキャンプ場、言うことなし。
テント張って、場内の温泉へ行く。600円であるが滑りが強く割りと良い、70コンドー。

十分疲れを癒してサイトに戻り宴会開始。充実した一日にビールが旨い。
前半から飛ばしまくりのポポンは早々に撃沈してしまった。
焚き火も十分堪能して元気なハヤポンを残して12時過ぎに自己格納。

ポポン、芋蒸し中 牛肉と玉葱炒め(by ハヤポン)
松茸の炊き込みご飯(by mic) 焚き火、このサイズが一番
調子よく呑んでましたが、、、 撃沈、、、


走行距離:167km


10月26日

7時半に起床すると、弱い雨音が、、、怖れていたことが、、、。
昨夜の残りで朝飯取っていると徐々に雨粒が大きくなってきた。
幸い炊事場は大きな屋根があり濡れたテントはその下で片付けた。

下北山村スポーツ公園キャンプ場 ポツポツ来てる、、、


出発準備が整ったのは10時、昨日は通行止めだったR169北行きが通行可能と分り
帰路は迷いなくR169に決定。

弱い雨が降ったり止んだりする中、寒さを感じながらも「道の駅川上」で休憩&昼飯。
その後、R370~R309と走りR24に出たところで最後のコンビニ休憩。

近くから高速に乗るという、ポポン、ハヤポンとは路上解散しR309を来た道を戻り阪神高速で帰宅。

兎に角、今回は天気が良く山頂からの眺めが良かった事に尽きる。
大峯奥駆道も一部走破出来た、残るはあと、、、何kmやろ?


走行距離:157km
総走行距離:324km