2008年10月11日~12日 越前 夜叉ヶ池ツーリング



今回はピークを踏まない登山、というよりハイキングかな。

10月11日

9時に名神桂川SAに行くと、同日に信州でキャンプするルーと90式と遭遇。
何やら大人数キャンプらしいが1泊2日では辛いなぁ、、、。
程なく、ポポン到着し出発。

大津で下りてR1を東へ、当初琵琶湖沿いに北上予定だったが、何かつまらないので
急遽三重経由に変更し関までR1を所々渋滞に捕まりながら走行。
関宿を通過してからは快適な広域農道フラワーロードで四日市まで行く。

関宿の町並み 娘娘飯店、四日市R1沿い


四日市で魅力的な外観に惹かれて中華料理屋で昼食、安い旨い量多しと店の選択に間違いなかった。
亀山や鈴鹿の焼肉屋でおなじみの味噌焼肉の丼版はおそらくこのエリア限定。

長島から県道106木曽川中州道を北上。
この辺りは走ったことが無い道なので新鮮である。
「道の駅南濃」で休憩、野菜が激安だったので夜の食材を購入しておく。
その後、県道56を北上し養老の滝へ向かう。
目的の菊水泉を汲みに行くと有料駐車場のおばさんに告げると、特別に奥まで行かしてくれた。
水が酒になったという伝説の湧水、なかなか甘い、さて明日には酒になってるのか?

後はキャンプ地へ向かうだけだがその前に温泉だ。
県道を何本か繋いで池田温泉へ、そろそろ夕暮れあまりゆっくり入れないぞ。
あまり期待していなかった池田温泉だが、露天の高温の方はかなりの滑りがあった。
期待以上の泉質で加熱でも充分だ、80コンドー。
ちなみにJAF割効いて500円が400円になった。

養老神社の菊水泉 池田温泉


池田町のバローで買出し終わった頃にはすでに真っ暗、野営地へ急ぐ。
本日の野営地は粕川オートキャンプ場、無料、河川敷のサイトはフリーの草地。
トイレも綺麗なのがある、無いのはゴミ箱と飲み水くらい。
到着すると難波さんが入ったところで到着を待っていた。

テント張って兎に角ビールだ、そろそろ来るはずのマコトさんはまだ来ないが乾杯。
結構暖かく裸足でも大丈夫な気温。焚き火も必要ないほどだ。
周囲が開けているので空も良く見えていい感じの所、気に入った。

そうこうするうちにマコトさんも到着、これで全員集合。
難波さん@ダカール、マコトさん@ジェベル200、ポポン@バハ、mic@Fが今夜のメンバー。

いつものメンバー宴会 岐阜の地酒、房島屋、激旨
養老の地酒、美濃菊、ちょい旨 一番のヒット作、炒りぎんなん、激旨


難波さん持参の岐阜の地酒が旨すぎ、今が旬のきんなんが旨すぎ。
他にも色々旨いもの食べて飲んで寒くなってきたので日付変わる頃就寝。

走行距離:244km


10月12日

朝7時には起床、昨夜の残り食材を平らげて難波さん、マコトさんを残し8時半には出発。
コンビニでごみ処理して昼食用におにぎり入手して出発。

朝の粕川キャンプ場 長細く広い


まずは、すぐ近くの西国33番霊場の華厳寺へ行く、ここにある地獄巡りをするためである。
寺近くの昆虫館の駐車場に停めて土産物屋で賑わう参道歩いて本堂へ。
地獄巡り(戒坦巡り)は本堂の地下にある、お布施100円をお盆に置いて地獄めぐりへ。
そこは、、、まさしく地獄であった、、、どんなんかは、書かないほうがいいだろう。

西国33番霊場、華厳寺 本堂前から


次の目的地は5km程西の横蔵寺だ、華厳寺前の県道を少し走って程なく到着。
横蔵寺の本堂と隣りの3重の塔を見て、目的の舎利堂へ行く。
ここにはミイラがあるのである、全国でも珍しい本物の(即身仏)ミイラ。
拝観料300円支払い中へ、実物は随分小さかったが、思わず合掌。
瑠璃殿の鎌倉、平安時代の重文の多くの像も見させてもらった。

横蔵寺の3重の塔 舎利堂、ミイラが安置されている


さて、いよいよ本番の夜叉ヶ池である。
R303を西へ向かい、「道の駅夜叉ヶ池の里いけうち」によって登山届提出しておく。
登山道までのルートは結構タイトで苔多く走りにくい。
駐車場にはすでに多くの車が居て満車状態、人気あるねんなぁ。
準備して12時15分登山開始、急な下りから始まり、急な登り、緩やかに登り下りを繰り返し、
最後に夜叉壁を登りきって1時45分に夜叉ヶ池到着。結構人が居る。
澄んだ水の池が標高1100m地点にある、周囲も紅葉が始まっていて綺麗である。
遅めの昼飯を池の傍で取って、隣りの三周ヶ岳には行かずに下山開始。
下りは早くて1時間10分だった。

夜叉ヶ姫が身体を清めた幽幻の滝 夜叉壁
夜叉ヶ池 夜叉壁を横から見る
福井方面 岐阜方面


後は温泉入るだけ、R303を木之元まで走り、一番近い乙高庵へ。
マップルでは400円だったが700円!に値上げしていた。
分析表もなく泉質も良く分からない、おそらく加熱単純泉だろうが、60コンドー。
ゆっくり温まって帰路へ、近くでキャンプするポポンとはIC近くで路上解散。
木之元から高速乗って一気に帰宅、寒くてグリップヒーター入れてしまった、もう冬も近い。

春先から話のあった夜叉ヶ池だったがようやく行くことが出来た。
夜叉壁を見ることが出来る岐阜側から行ったのが正解だったと思う。
なかなか内容の濃い2日間だった。

走行距離:269km
総走行距離:513km