2010年7月31~8月1日 但馬 氷ノ山登山



三ノ丸から氷ノ山を望む

2010/8/1 撮影

2010 アルバム

7月31日

日中は歩く気がしないので早朝登山へ、日暮れを待って行動開始、兵庫の最高峰、氷ノ山へ行く。

夜8時過ぎ頃出発、中国道を西へ山崎まで走り下りてすぐのコンビニで食料調達。
車の少ないR29を北上する、戸倉峠辺りの気温は22度!流石に涼しい。
道の駅「若桜」に10時半頃到着、売店前屋根下にフライなしでテント張る。
涼しく静かで至って快適、焼酎飲んでいるとコウズ氏到着、少し呑んで就寝した。


走行距離:158km


8月1日

5時に起床し朝食後すぐ撤収、6時には出発。
前回は兵庫県側の親水公園~東尾根コースだったが今回は鳥取県側から
仙谷~三ノ丸コースで氷ノ山へ行くのである。
R482を氷ノ山スキー場まで走る、トイレのある駐車場にバイクを止めて6時50分登山開始。

道の駅「若桜」、裏にはSL車庫が。 氷ノ山スキー場の無料駐車場

アルパインヒュッテのゲレンデの奥から登山道が始まる。
だらだらと登って行き、自然探勝路との分岐で小休止、朝早いがやはり暑い。
谷あいの沢沿いに登っていく、何度か沢渡りあり、顔洗って、沢の水飲んで休憩。
沢の水はぶな林のあちこちから湧き出ているようで冷たく美味しい。
大量の汗が滴り落ちるが、冷たい沢の水で何度も生き返り気持ち良い。

仙谷登山口 沢の水は冷たく美味しい

沢をかなり登ると短い鎖場を過ぎて尾根に出た。
稜線への登りがきついが風もあり疲れも癒される。

短い鎖場 谷から尾根に到達

尾根を上り詰めて稜線に出た所で一服、上空はガスに包まれている。
広くて歩きやすい道をのんびり歩いて9時20分氷ノ山(1519m)山頂到着。

稜線から上はガス 氷ノ山山頂はガス

周囲はガスで何も見えず、とりあえずトイレのある休憩所で一服。
風が結構冷たくTシャツでじっとしていると寒いくらいだ。
ガスが晴れるのを暫く待つが、我慢できずに三ノ丸目指して出発。

稜線は幅広いが途中の杉林は所々沼地状態で歩きにくい所がある。
三ノ丸に近づく頃氷ノ山のガスが晴れて来た、もう少し早ければ、、、。

三ノ丸へ向かう 杉原生林は沼地状態
三ノ丸への稜線から氷ノ山 正面が三ノ丸

三ノ丸に着くとすっきりと晴れて360度の展望が開けた。
展望台からは遠く大山までは見えなかったが十分綺麗な景色である。

氷ノ山三ノ丸(1464m) 三ノ丸から氷ノ山
三之丸から西方面 三之丸から東方面

三ノ丸避難小屋を覗くと水のペットボトルが大量に置いてあった。
水のなくなった人のためなのか、事情は不明である、、、。
三ノ丸休憩所で昼飯&一服、風があり快適。

三ノ丸避難小屋 三ノ丸休憩所、トイレもあり。

十分休憩して11時10分下山開始。
稜線を暫く歩きスキー場への尾根を下っていく。
リフト下り場が唐突に現れ、リフト下の階段をずっと下りていく、ここは辛い。

稜線から尾根へ下り始める 氷ノ山スキー場リフト

ゲレンデ途中から自然探勝路に入り仙谷方面へ向かう。
いくつか谷を越える自然探勝路はなかなか趣きあり。
沢の石がほぼ全て苔生し一面緑の見た事の無い様な風景に遭遇。
ゲレンデに出ると山へ迂回するように予想外の急登を強いられ乾いていたシャツびしょ濡れ。

苔生した沢、広い谷で気持ち良い。 ぶな林からの湧水が流れる

仙谷コースから駐車場には1時10分に戻った。

氷ノ山:1510m
累積標高:(+)1155m (-)1113m
歩行距離:10.9km

駐車場 6:47 - 仙谷登山口 7.04 - 稜線 8:57 - 氷ノ山(1510m)山頂 9:17 - 9:45 - 三ノ丸 10:28 -
三ノ丸休憩所 10:42 - 11:10 - 自然探勝路分岐 11:54 - 仙谷コース 12:50 - 駐車場 13:10





最後の急登でたっぷり汗をかいたし早く温泉へ行きたい。
さっさと準備し道路沿いの湧水(沢水)汲んでから近くのふれあいの湯へ向かう。

湯船小さく、カランも少ない、湯温高くじっくり入れないが冷たいシャワーと
温泉を交互に使い気持ち良さ最高である、アルカリ単純泉、石鹸のみ、400円、70コンドー。

ふれあいの湯

コウズ氏とはここで解散しR29を南下し帰路に着く。
戸倉峠を越え南下するにつけ気温上昇し暑い、山崎IC手前でコンビニでアイス休憩し高速に。
宝塚トンネルから渋滞が14kmと表示されていたので吉川で下りて県道~有馬経由で帰宅した。

避暑を兼ねての氷ノ山登山だったがやはり上は涼しく快適。
下山後の温泉、キャンプも考えると鳥取県側をベースにする方が選択肢多いか?

走行距離:180km
総走行距離:338km