2012年7月27~29日 大山登山(一向平~大休峠~野田ケ山~親指ピークピストン)



大山 親指ピーク

2012/7/28 撮影

2012 アルバム

7月27日

完全に夏となり週末は晴れの様なので恒例の大山へ、今回は未踏のルートを潰しに行く。

8時出発、下道で中国道沿いに西へ走り作用からは無料の鳥取道で鳥取入り。
昼頃に親戚宅に到着し、昼飯&らっきょ&梅干頂く。

鳥取広域農道で西へ、三徳山を通過し三朝温泉露天風呂へ。
いつもながらいい湯である、ただ熱過ぎて水道そばにしか入れない。
隣の川で体を冷やして湯船に入る繰り返し天国は最高である。

本日のメインはここだけなのでゆっくり入って出発。
倉吉から農道経由で琴浦の大父木地親水公園を目指す。
公民館に利用届けを出してサイトへ行き、テント張ってから温泉&買出しへ。

恒例の中山温泉、アル単だが肌当たり良い湯は結構気に入っている。
石鹸、シャンプーありで420円は破格である。
赤崎のAコープで買出しし、サイトに戻り麦酒タイム開始。
夜遅くにポポン到着し、暫く飲んで就寝。

走行距離:309km

三朝温泉河原露天風呂、足湯には小学生が肩まで浸かる。 中山温泉


7月28日

6時起床、良く晴れている、朝食取り7時半出発。
大山周回道を走り一向平へ、ここに来るのは何年振り?

朝から良く晴れている 一向平キャンプ場にバイクを止める

準備して8時過ぎ出発、キャンプ場を通り抜けるといきなり急階段の下りが続く、、、。
最初に下りると言う事は最後にはここを登らないとならない、、、。
下り切ると大山滝吊橋、渡ってすぐに鮎返り滝への分岐がある、とりあえず行って見る。
鮎返りの滝は小さいが形が特徴的だった。

大山滝吊橋 鮎返りの滝

本線に戻り大山滝を目指す、歩き易いがだらだらと登りが続き暑さもありすでに疲れている、、、。
このルートは川床への古道の様で昔あった小屋跡などがある。

旦那小屋跡 歩き易い道が続く

暫く行くと左手に大山滝が見えてきた、展望台からは大山滝の全貌が見える。
滝へは最後は鎖で河原まで下り滝の前で一服。
滝から非常に涼しい風が来て生き返る。
登山せずにここでのんびり過ごすのもいいかも知れない。

大山滝 大山滝

大山滝から本線に戻り先へ進み大休口へ到着。ここから地獄谷経由で行く予定だったが、
滝2つと諸々で時間を費やしたため地獄谷を諦めそのまま大休峠を目指す事に。

大山滝からはさらにだらだら登りが続き暑さもあり中々先へ進めない。
途中の登山道からはこれから向う親指ピーク方面と大山の姿が見える。

大山の姿が見える 振子山か?

暑さでへろへろになりながらも12時半に大休峠に到着、避難小屋の陰で昼飯&一服。
1時に野田ヶ山へ出発、始めは緩い傾斜だが後半はかなりの登りで中々進めない。
35分で山名表示も三角点も何もない野田ヶ山(1344m)に到着、少し休憩。

大休峠避難小屋 野田ヶ山へ向う

野田ヶ山から先はほぼずっと藪漕ぎ状態、足元見えず、手で木々を掻き分けながら進む。
ガスが出てきて景色は見えないが暑くはないのが救いだ。
目指す親指ピークまでは小さいピークを2つ(内1つは岩)を越える必要がある。

藪漕ぎが続く、ここはまだまし。 親指ピーク手前の岩を越える

二つ目のピーク辺りからガスが薄くなり親指ピークが確認出来た。
藪漕ぎして最後の登りを鎖で登り2時18分に親指ピーク(約1344m)到着。
親指ピークの西側は切立った崖、ピーク上は亀裂だらけの脆い岩で
とても上に立つ勇気はない、何とか安定している感じの場所で一服休憩。

親指ピーク この先から鎖で登る
左は崖、頂上に立つ勇気はない 歩いて来た山を振り返る
親指ピークを北から見る 親指ピークから海が少し見えた

この先の振子山へ行く時間はないのでここで引き返す。
再び藪漕ぎして野田ヶ山への急登をこなして調子よく下る。

大休峠で一旦休憩して下山、最後の最後に急階段を登りバイクに戻ると5時半だった。

本日の買出しは琴浦のAコープに行く、楽しみにしていた「梨チューハイ」はここにもなし。
本日も中山温泉へ行き、サイトに戻ってお疲れ宴会。
他にテントはなく本日も貸切状態だった。

最後の長い急階段を登らないと駐車場には戻れない、、、。 夏は冷たい麺類が旨い


野田ヶ山:1344m
親指ピーク:約1344m
累積標高差:1040m
歩行距離:17Km
所要時間:9:30

一向平 8:06 - 鮎返りの滝 8:38 - 大山滝 9:14 - 大休口 11:05 - 大休峠 12:40 - 13:00 -
野田ヶ山 13:35 - 親指ピーク 14:18 - 大休峠 15:27 - 一向平 17:27





走行距離:85Km

7月29日

暑さで8時に目が覚めた、昨日の残りを食べてゆっくり撤収。
一旦R9まで下りコンビニでコーヒー飲んでから再び大山へ、K276~農道~K36と走り「地獄滝の泉」で湧水入手。
少し走って「大山ガーデンプレイス」の井上商店でお楽しみの「滝川そうめん豆腐」を頂く、夏の大山はこれで決まり。

地獄滝の泉 井上商店の「滝川そうめん豆腐」

大山周回道~蒜山大山スカイラインで蒜山に出て、昼飯に蒜山焼きそばを食べる、案外あっさりしていた。
K322~K55と走り本日の〆に「芽森温泉」へ行く、幸い湯はあり、5人程先客が居た。

蒜山大山スカイラインから鳥ヶ山と大山(雲の中) 芽森温泉

帰路は院庄から高速に乗る、勝央と加西で休憩するが、あまりの熱風に意識が何度も飛びそうになる。
加西で解散し、神戸三田から渋滞だったため六甲北道路で大沢に下りて有馬経由で帰宅した。

夏の定番となった大山、予定していたルートでは行けなかったが、目的は果たせたので良しとしよう。
キャンプ場も貸切、登山、温泉、そうめん豆腐とお気に入りを満喫できた。
唯一、梨チューハイが飲めなかったのが残念である。

走行距離:298km
総走行距離:692km