2015

2016年6月22-24日 播磨 後山(後山キャンプ場~奥の院~後山~船木山~鍋ヶ谷山~駒の尾山)登山



若桜 沖ノ山林道 杉の古里公園から扇ノ山方面

2016/7/24 撮影

2016 アルバム

7月22日

4年振りに後山へ、今回は奥の院から行場経由で後山へ行く予定。

20時25分出発、高速で佐用まで走る、薄いウィンブレでは風をもろに受けてスピード出せない。
道の駅「平福」に10時半頃到着、屋根下にテント張って一杯呑む。
ここでの野営は初めてだが意外に交通量あり、トラックがエンジンかけっぱなしで寝ていて少々五月蝿い。
酔っ払った頃にポポン到着し、うだうだ話して就寝。

走行距離:108km

7月23日

兵庫県宍粟市千種町河呂 後山

6時半頃出発し、大原のコンビニで朝飯&買出しして後山キャンプ場へ向う。

流石に涼しい、登山準備して7時半出発。
キャンプ場を抜けて参道を進む、ガスなのか雲っていて歩き易い。

後山キャンプ場にバイクを止める 後山キャンプ場
後山キャンプ場を抜けて進む 稜線付近には雲

キャンプ場を抜けて暫く行くとお堂、中には大日如来と役行者が祀ってある。

奥の院は行者本道とも言うのか? お堂が見えて来た
お堂には三仏が祀ってある 役行者

お堂の横の小さい滝前の橋を渡り参道を進む、雰囲気が良い道だ。
木橋を渡ると「母御堂」到着、この参道は行場の為ここの先は女人禁制である。

橋を渡り参道を進む 雰囲気良い参道
母御堂 女人禁制の結界

結界を過ぎるといきなりロープとその先には鎖登り岩(ルート横)。
すでに行場が始まった感じだが岩の転がる沢が綺麗で雰囲気が良い。
十三丁付近には役行者像があった。

結界の先 いかにも修験の山の雰囲気
沢沿いを進む 役行者像二体

更に進むと巨大な石垣、上には奥の院がありこれをこんな所に人力で作ったのかと思うと驚きである。
石垣を回り込んで奥の院到着、社務所内は宿泊出来るようになっている、外には簡易トイレもあり。
本堂前には鉄下駄と鉄錫杖があり力試し出来る様だ、本堂の扉は固くて開けられず。
社務所前で一服休憩するが、ここまででも結構満足感ありの参道だ。

奥の院下の巨大石垣 お城並みの石垣
社務所前に簡易トイレ 奥の院

充分休憩して出発、本堂右手へ進むと岩間に入り口があり中に役行者像があった。
新旧二体ありここが本堂より先にあった様に思われる、やはり役行者はどこでも岩間の一番奥にある。

奥の院からの眺め 奥の院右手から行場へ
岩間がある 岩間の奥には役行者

本堂から先へ進むが、頼りのテープが途中で消失、色々探すが見つからず、遂にはルート不明となった、、、。
最後のテープから結構上がっているし、行場ルートは諦め稜線目指して尾根を登る事にした。

奥の院から直ぐ先はテープあり 沢付近でテープが消失
沢付近は結構な傾斜 テープ見つからず

そこから先は笹薮こぎ地獄、傾斜も急で笹の枝を掴んで身体を持ち上げて上に進む。
鹿の付けたであろう獣道を進み、兎に角上へ、行場ルートの方が楽に違いない苦行の藪こぎ。

苦行の藪こぎ 笹薮が終わりかなり楽になる
稜線近くなると景色が見えた 藪中から稜線へ出た

1時間がかりで藪こぎ尾根を登りようやく稜線に出られてほっとして一服。
船木山の少し東に出たので後山へ向う、一般登山道の何と楽な事か。
急傾斜の藪こぎで体力使い果たし動かない足を休め休め歩を進る。
何度か上下して11時37分、後山(1345m)到着。

後山へ向けて歩く 稜線から南方面
藪こぎで疲れた足には少しの傾斜でも辛い 後山(1345m)山頂

昼飯を半分食べて来た道を引き返し、船木山へ向う。
船木山には10名程じじばばがいた、稜線上は涼しい風が吹き抜け気持ち良い。
船木山先の下山ルートをやり過ごし駒の尾山へ進む。

稜線上は涼しい 船木山(1334m)
駒の尾山方面 駒の尾山は一番奥

山頂感の全くない鍋ヶ谷山(1253m)を通過し進む。
駒の尾山直下の避難小屋を覗いて少し登って駒の尾山(1280m)到着。
広い山頂広場の大石に座り昼飯大休憩。

駒の尾山へ 歩いて来た道を振り返る
最後の登り 駒の尾山頂(1280m)

下山は駒の尾山南の尾根を下る、ここはただただ退屈。
林道へ出てキャンプ場までが更に退屈で長い、、、。

山頂付近から後山方面 下山路
下山路から後山方面 植林地帯を下る

長い林道を歩いてキャンプ場到着。

後山:1345m
鍋ヶ谷山:1253m
駒の尾山:1280m
累積標高差:998m
歩行距離:12.9km
所要時間:7:44

後山キャンプ場 7:40 - 行者堂 7:51 - 母御堂 8:17 - 奥の院 9:07 - 稜線 11:07 - 後山 11:37 -
船木山 12:24 - 鍋ヶ谷山 12:48 - 駒の尾山 13:18 - 13:40 駒の尾山登山口 14:26 - キャンプ場 15:24





本日はここで野営の予定である、上のサイトにテント張って買出しへ。
大原のスーパーとコンビニで食料と酒入手し温泉へ。

岡山県美作市後山 東粟倉愛の村パーク

付近には2つ温泉があるが今回は一番近い愛の村パークへ。
5時半の受付ぎりぎりで間に合った、JAF割500円、単純泉で特徴ないが露天風呂からの
展望が素晴らしく湯温も温めでのんびり入れた、70コンドー。

キャンプ場に戻る途中直ぐ近くの湧水「愛の水」を汲んで行く。

愛の村パーク 愛の水

キャンプ場に戻って、藪こぎでドロドロの服を洗濯してから宴開始。
久しぶりに陽のある時間から呑み始める。
標高700mの後山キャンプ場は長袖長ズボンで丁度の気温。
人工灯の全く無い星空の下、夜中まで呑んで就寝。

走行距離:51km

貸切の後山キャンプ場 夏は温麺

7月24日

朝はカッコウの鳴声聞きながらのんびり昨夜の残り物で朝食。
大原でごみ処理して鳥取の智頭から沖ノ山林道へ入る。

かなり長い舗装林道だが、沢沿い林間の雰囲気良い道で久しぶりにツーリング気分を味わう。
扇ノ山方面の展望が開ける杉の古里公園で一服休憩。
元々キャンプ場の様で湧水利用の水道は枯れているが、あまりにも衝撃的なトイレは本当に使えるのか?

杉の古里公園 杉の古里公園

沖ノ山林道を抜けて不動院岩屋堂に寄ってR29へ、若桜の道の駅で昼飯休憩。

不動院岩屋堂 不動院岩屋堂

R29を南下し道の駅播磨いちのみやで休憩後ポポンとは路上解散。
県道を繋いで東へ走り西脇から三田へ出て、天一でラーメン。
最後に西谷夢プラザで休憩してから帰宅した。

満を持しての後山行場に臨んだが、途中からテープを見失いルート不明になり最後まで行けずであった。
稜線へ登る尾根は笹薮に覆われ藪こぎ修行をしに行った様なものであった。
まだまだ修行が足らんと言う事やな、、、再挑戦は何時になるやら。

走行距離:261km
総走行距離:420km

2016