南東端編

2005年3月9日~10日

昨年のタイツーリングに味をしめ、また行って来たのである。
今回は南東端の国境を目指して走るのだ。

今回のツーリングはパタヤでバイクをレンタルした。町中どこでもレンタルバイクがあり、
ビヤバーの店先等でも貸している。今回は滞在しているホテル(ブリスマンション)の
3軒ほど隣りのレンタカー屋からレンタルした。1日140バーツ、日本円で
約400円なり。ヤマハの150ccスクーターである。他の店に大型のトランザルプや
レプリカリッターバイク、アメリカン等もあったがパタヤ市内をうろうろすることを考えると
小型スクーターの方が機動性に優れ駐車場所にも困らないのでこれに決定。

3月9日

9時ごろホテルをカンボジア国境目指し出発。パタヤを南下しジョムティエンビーチ沿いに
行ける所まで行きR3に出てからは国道R3をひたすら東へ走る。
R3ははっきり行って退屈で景色もよくない。また排気量150ccなので
ただただ耐えて左端のバイク車線をひたすら走るのみである。

RAYONGを過ぎたあたりで海沿いに再び道を変えてサメット島を右手に眺めて走る。
天気も良く気温もちょうど。最高のツーリング日和だ。また、ここまで来ると
パタヤと違い海岸も少しきれいに感じる。

KLAENGから少しR3を走ってR3399に入り海を眺めながらCHANTHABURI方面へ。
途中分岐で迷うが近くに居たタイ人ニイチャンに道を聞いて前に進む。
途中、要塞のような建物を発見。ノエンフォン要塞とある。19世紀半ばのラマ3世
の時に作られたようだ。タイにこんなものがあったとは、、、新しい発見である。

CHANTHABURIからR3をTRATまで走ってR318に入りカンボジアとの国境であるBAN HAT LEK
を目指しひたすら走る。国境までは海沿いなのだが海岸まで距離があり眺めは悪い。
ひたすら走って国境の町に到着したのは日暮れも迫る6時前。とりあえず写真だけ取ってTRATに引き返す。
適当な町で宿泊するつもりだったが泊まれそうなホテルはどうやらTRATしかなさそうだ。

町へ向かう途中で日が暮れてしまい虫が大量に当たってきて顔、身体が痛い。
TRATに入り目についたバザールの前のトラートホテルに決定。
TV、水シャワー、ファン付部屋、250バーツなり。さすがに地方都市だけあって安い。
目の前のバザールで晩飯を済ませてから周囲を歩くが何にも無い。
飲み屋等もなさそうなのでコンビニでビールを買ってホテルに戻り10時ごろには就寝。

走行距離:514km。
パタヤから国境まで:419km

3月9日

朝6時半過ぎに目覚め、ホテル前のバザールに朝飯を食べに出る。
豚肉入りカオトム(タイ風お粥)をさらっと食べてから7時過ぎには出発。

昨日通らなかったR3148を通りLEAM NGOPヘ行き、チャン島を望むルートで西方面に向かう。
日中は暑いが朝7時はまだ半袖では寒く感じる。
ぐるっと回ってまたR3へ出て西へ走る。
RAYONGまではR3を耐えて走り、RAYONGを過ぎてから海岸線へ出る。
昨日走らなかったRAYONG海岸線は砂浜がいくつもの防波堤で区切られ
変わった形の砂浜が続いている。海沿いに行ける所まで行ってR3に復帰。
退屈なR3をひたすら走って1時過ぎにはパタヤに到着。
ちょっと早く戻りすぎたか?チャン島に行けてたかも?
まぁええか。今回の目的地であるタイ南東端の国境は制覇したし。

走行距離:300kmくらい
総走行距離:814kmくらい


サメット島手前の海岸線

退屈なR3をひた走る

CHANTHABURI方面へ抜ける海岸線

CHANTHABURI近郊にあるノエンフォン要塞

カンボジアとの国境、BAN HAT LEK

BAN HAT LEK付近の夕暮れ

トラートの市場、朝の模様

波止場の先に見えるのはチャン島

変わった形のRAYONG海岸線

ここもRAYONG海岸線

おまけ:3月9日の晩飯、野菜炒めとビアチャン

おまけ:3月10日の朝飯、豚肉入りカオトム






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