2008年2月8~11日 四国ツーリング



やはりこの時期は四国が暖かいので走りに行くのである。
今年もK谷さんが都合良いそうなのでF2台でツーリングだ。

2月8日

いつものダイヤモンドフェリーで今治へ向かう。3連休の為か結構客が多い。
受付時に瀬戸内倶楽部の会員証を示せば3割引になるのだが、裏を見ると
去年の秋で期限切れてるし、、、しかし、受付の兄ちゃんは期限を確認したにも
関わらず何も言わず3割引適用してくれた、偉いぞダイヤモンドフェリー。

2月9日

定刻の5時半に今治に到着し西条へ向かう、すでに弱いが雨となってる、、、。
西条駅前のコンビニで朝食、K谷さんに連絡して到着を待ち7時15分頃K谷さん合流。
雨やし林道ガスで何も見えなさそう、雪も心配と言う事で素直にR11で西へ向かう事となる。

松山手前の峠で雪混じりの雨となりかなり手足が冷たい、ハンドルカバーがあったらなぁ、、、。
因みにハンドルカバー付きのK谷さんは夏用オフグローブ使用、、、。

伊予からはR378夕焼け小焼けラインに入り「道の駅 ふたみ」で休憩。
とりあえず温泉に入りたいので次は温泉を目指す、長浜町から県道24で南下。
大洲からR197を南下し数年ぶりの小藪温泉へ、前回来た時は温泉の前で立ちごけして
左足打撲でツーリング中止となった苦い思い出のある温泉である。
外観は相変わらず情緒たっぷり、湯も変わらずぬめぬめでいい感じである、85コンドー。

道の駅 ふたみ 雨が、、、 小藪温泉、明治時代?の建物は赴きありいい感じ


冷えた身体を充分温めてさらに南下しR320で宇和島へ。
時間もそろそろ1時なので国道沿いの大介うどんへ入る、350円玉取り放題!
おばちゃんに勧められるまま4玉取ったが冷えてかなり空腹だったのかトッピングの
かきあげ、あげ、玉子、おにぎり1個共々完食、麺はあまり旨くなかったが、、。

宇和島からはR56を海沿いに南下、雨も上がり晴れ間も出てきた。
御庄まで南下して「道の駅 MIC」!で休憩&買出し。白菜60円!他鍋食材を購入。
さて、とりあえず本日のキャンプ予定地へ行って確認しないとである。
目指すは御庄から8kmほど県道46を北上した所にある山出温泉のキャンプ場である。

お城のようなふれあいセンターと温泉施設、裏にキャンプ場があり竃、炊事場もあり問題ないようだ。
受付して1泊500円&薪代300円なりを支払う、本来なら1泊1300円らしいがライダー料金。
薪も適当に使い放題、しかもテントから温泉まで30m徒歩1分、もうこれ以上何も望みません、完璧.

テントを張って一度町へ戻り酒と肉の買出しへ。川沿いのFUJIスーパーが一番大きいか?

道の駅、、、MICって(^^;; K谷さんはテントも同じやったりする、、、。


戻って歩いて1分の敷地内にある温泉へ、炭酸ナトリウム泉は沸かしているが掛け流しですと受付の
おばさんが言っていた、結構熱めの湯であるが、開く窓がなく涼めないのは辛い、湯船も広くない
ので温泉としては70コンドーくらいか、しかしキャンプ場がある点は言うことなしである。

竃で火を起こして本日はキムチ鍋である、風が強く竃なしでは料理は辛い感じ。
しかし炊事場内の電灯は点くし、薪もふんだんにあり暖は取れる。

風の強い日は竃が役に立つ。 城?山出温泉のふれあいセンター



結構いい時間まで呑んで大人しく就寝。

走行距離:319km


2月10日

7時には起床し火を起こし昨夜の残りに加ト吉の冷凍うどん入れて朝飯。
のんびりしてたら出発は9時半となった、朝から晴れて暑いほどだ。

R56まで南下して東へ、四万十川河口を目指して走る。
気温は13度!さすがに土佐は暖かい、四国はこうでなくては。
四万十川河口の展望台経由で海沿いに北上、まさしくツーリング日和の日本晴れだ。
R56を快適に走って「道の駅 窪川」で昼食に豚肉串焼きと豚マン。
さらに北上を続け須崎からお約束の横波黒潮ラインを通ってずっと海沿いに東へ。
桂浜へは寄らずに海沿い県道14を通って高知市内をパスして赤岡町でR55に合流。

四万十川河口にある展望台、景色最高 横波黒潮ラインの展望台、ここも景色良し



安芸で今夜の買出しにビールと肉、他購入して本日の野営地を目指す。
薪を拾う時間が必要となると思われるため早めに野営地に着きたいがすでに4時。
距離は走ってないが結構時間が掛かっている。田野町でR493に入り北川温泉を目指す。
目指す小島キャンプ場は対岸にあり軽トラも通過が厳しい幅の橋を渡ってすぐ。

かなり広いがもう何年も放置されているようである、薪は大量にあるが昨日の雨でかなり
濡れている、兎に角使えそうなのを集めてテント設営、日が暮れる寸前に何とか準備完了。
ようやく温泉に入れる。橋を渡ってバイクで2分の対岸にある北川温泉。
泉質は近くの馬路温泉と同じ(と風呂でおじさんが言っていた)含硫黄、ナトリウム炭酸水素塩泉。
加熱掛け流しのようだが内湯はかなり暖まる、700円は高すぎ、75コンドー。

温泉で水を確保してサイトに戻って宴会開始、ここは街灯、水、トイレなしの現在では単なる広場。
だが、直火出来てトイレは星の下、水さえ持っていれば問題ない。温泉は傍にあるし。
目に入るのは焚火と星空のみとある意味贅沢なところで、結構気に入った。
昨日に続いてキムチ鍋食べて、遅くまで焼酎飲んで就寝。

走行距離:268km

小さい焚火で充分暖かい、テントは凍結しているが、、、。 朝のテント場、かなり広いし平らなところが多いのも高得点。


2月11日

7時半に起床しすぐさま火を起こす、昨夜の残り鍋にラーメンを入れて朝食。
ごみは焚火で燃やすので持ち帰りのごみは無し、毎日ごみゼロ。

小島キャンプ場へ至る橋 橋からの眺め、左手に北川温泉、対岸正面辺りに小島キャンプ場


出発は10時になった、R493を東へR55へ出て海沿いを北上する。
宍喰で温泉に入ろうと寄ってみるが、施設故障のため本日は休み、、、とか。
仕方ないのでさらに北上、牟岐町から南阿波サンラインに入るが、海が遠いので景色はいまいち。
再びR55に戻り日和佐から県道19に入り北上、R195を少し走って鷲敷温泉へ。
ここへ来るのも久しぶりだ、冷鉱泉を沸かしているが湯船は何故かジャグジー?
源泉もあるが冷たすぎて流石に入れない、350円で無料休憩室あり、眺め雰囲気良しで80コンドー。

鷲敷温泉、鉱泉だが低料金で雰囲気も良し 鷲敷温泉からは鷲敷ラインがよく見える


ゆっくり温まって徳島へ向けて出発、残るは一つ、もちろん徳島ラーメンである。
鷲敷ラインに沿って県道19~22~16と走ってR55に合流。
徳島駅近くの眉山の麓の老舗中華そば店「いのたに」へ。
腹が減っているので肉玉子入り大を食す、しっかりした味付けだがあっさり飲みやすい
豚骨醤油に細めの麺はかなり美味しい、2時半だというのに客がひっきりなしに来るかなりの人気店。

徳島ラーメン店 いのたに 肉玉子入り大、はっきり言って旨い


締めのラーメンも食べて西条へ戻るK谷さんとは付近で路上解散。
一人旅になって鳴門から高速一気で帰宅、鳴門大橋の横風は相変わらず辛かったが、、、。
渋滞が始まる前で2時間少しで到着。

1年ぶりの真冬の四国、林道は行かなかったが、充分堪能出来た。
温泉とキャンプ場がセットになっているところが結構あるのは新発見。
四国はいつ来てもいいなぁ、自然も多いし景色もいいし、何しろ暖かい。

走行距離:293km
総走行距離:880km