2009年4月28日 播磨 笠形山登山



近場の低山へ行くべく9時頃出発。
有馬~三木と県道を走るが、考えたら方角がやや違うことに三木まで来てようやく気付く。
笠形山は西脇の西北なのでかなり南に居ることになる、と言うわけでR175を北上。

西脇のコンビニで買出しを済ませ県道34で笠形山を目指す。
船坂トンネルを越えて上牛尾の集落に入り登山道入り口の駐車場へ。
笠形山には登山道入り口が2つあるが今回は仙人滝コース入り口から行く。
先客は、誰もいない、今日の登山は自分ひとりかも知れない。

仙人滝コース駐車場 いったい、いつの事なのか?


準備して出発、11時40分。
林道のゲートを開けて暫らくは林道を歩く、歩きやすかったのは最初だけでだんだんと荒れてきた。
30分ほど林道を歩きようやく登山道入り口に到達。
歩きやすく整備された登山道ではなく山道そのものと言った感じだが分岐には標識がある。

林道入ってすぐ だんだんと荒れてきた


暫らく歩くと仙人滝に到着、ちょろちょろと流れている感じで豪快さはなかった。
滝周辺に散乱しているゴミが気になった、こんな所まで来てゴミ捨てるか?

仙人滝 仙人滝


少し歩き炭焼窯跡に到着、一服点ける。かなり汗をかいたが思ったより風が涼しく寒さを感じるほどだ。
再出発して斜面の巻き道を上がったり下りたり進む、かなり細いところもあり注意が必要だった。

道は尾根沿いとなったが岩だらけの急登となりかなりきつい、ほうらい岩との看板が
あったので行って見たがどれがほうらい岩なのかよくわからなかった。

急登岩尾根 急登岩尾根


岩尾根を越えると歩き易いなだらかな道となりつつじ?が満開だった。
鹿ヶ原に到着して一服、空が何となく曇って来て風が出て来た、雨大丈夫か?少し心配になる。
鹿ヶ原からようやく周囲の山が見え始めたがガスが多くあまり良く見えない。

なだらかな尾根道 つつじ?満開


尾根伝いに登っていき笠の丸展望台に到着、東屋とトイレがあった。
看板に拠ると淡路島や六甲山が見えるようだがガスが多く判別出来なかった。

展望台から笠形山山頂が見えた、もう目の前である。山頂まで30分の看板がある。
写真だけ撮って休憩もそこそこに山頂目指して出発。
後は登るだけかと思いきや、いきなり下り始めてがっかり、、、。
上り下りを繰り返し最後の急登が一番きつかったが2時頃笠形山登頂。
周囲360度遮る物のない絶景であるがやはりガスが多く遠方は霞んでいる、、、。

笠形山 939m 笠形山より北方面
笠形山より東方面 笠形山より南方面


昼食におにぎり食べて一服してから下山、2時15分出発。
下りが多いとはいえ上りも何箇所かあり楽ではない。

ほうらい岩への下りで鹿と遭遇した、カメラを出す暇なく逃げられた。
かなりいいペースで下りたが岩ばかりの区間は下っていても急すぎてつらい。

岩尾根下り 斜面を歩く、道はあるのかないのか、、、。


途中2度ほど小休止して無事駐車場到着。

笠形山 936m
標高差 650m
歩行距離 :9.4km
駐車場 11:40 - 炭焼窯跡 12:37 - 鹿ヶ原 13:25 - 笠の丸展望台 13:38 - 笠形山山頂 13:55 - 14:15 - 炭焼窯跡 15:05 - 駐車場 15:45



時間もまだあるので近くの温泉へ向かう。
走って5分もないところにある「かさがた温泉」へ行く、ここも久しぶりだ。

かさがた温泉


内湯と2つの露天あり、ナトリウム単純泉だが加熱一部かけ流し。
可もなく不可もなくと言った所、70コンドー。
十分温まって帰路に付く、県道34~17と走り西宮北から蓬莱峡経由で帰宅。

標高もさほど高くなく、楽に登れると思っていた笠形山だったが、実際は
変化に富んだ登山道で急登区間もかなり手応えのあるものだった、低山だから楽とは限らない。

走行距離:176km