2012年10月6~8日 瀬戸内海 しまなみ海道~とびしま海道ツーリング



とびしま海道 大崎下島 御手洗 歴史の見える丘公園から北方面を望む

2012/10/7 撮影

2012 アルバム

10月6日

先日行けなかったしまなみ海道へリベンジツーリングである。
取り付けたばかりのETCの動作チェックも兼ねてジェベルで行く。

9時40分出発、山陽道を西へ走る、曇り空で思いの外涼しい、厚めの長袖インナーと上下バイク服で正解だった。
3時間走り福山東で下りて先ずは鞆の浦を目指す、鞆の浦手前で中華昼食。

鞆の浦の常夜灯前にバイクを止めて付近を散策する。
狭い路地に昔の街並が残り歴史を感じさせるいい所だ。

鞆の浦の常夜灯 鞆の浦の街並

鞆の浦を後にし向島へ向う、途中間違えて田島へ渡ってしまうが、島々を結ぶ橋の一つとして記念に撮影。
向島への渡しのある戸崎に着き渡しに乗ると即出発、人が来るたびに渡してくれる様だ、中型バイク260円なり。
写真撮影する間も無く歌に到着、2分も乗ってないくらい近い渡しだった。

田島へ渡る内海大橋 戸崎~歌の渡し

向島ICからしまなみ海道高速に乗る、すでに3時を回り各島を回る時間的余裕はない。
因島を通過し生口島の瀬戸田PAで今後の行動を検討。
明日とびしま海道へのフェリーに乗るには、今夜はフェリーの出る今治か大三島泊が便利である。
フェリーの時間は今治が8時半、大三島が8時50分、テン場からフェリーへの移動を考えると
今治はいささか朝が忙しそうである、大三島なら少しはゆっくり出来そうなので今夜は大三島泊とする。
と言う事で大三島ICで下りて渡った橋をとりあえず撮影しテン場を探す。

瀬戸田PAから大三島を望む 道の駅しまなみ公園から多々羅大橋を望む

道の駅の高速を挟んで反対側のキャンプ場はすでに車が多く、高速下で景色もイマイチ。
料金も1300円なのでパス、島北部の盛キャンプ場も同価格の様なのでパス。
フェリー乗り場と温泉により近い台キャンプ場へ行って見る。
海水浴場のキャンプ場で目の前は海、サイトは芝で言うこと無し。一応トイレ、水場はある。
考えることも無くここに決定、テント張って宮浦のAコークに買出しに行く。
テン場へ戻る途中にある「マーレグラッシア」と言う温泉へ。
正確には温泉ではなく海水泉だ、石鹸、シャンプーなし、内湯、海を見ながらの露天あり。
カランも多く設備は揃っている、500円、70コンドー。

台キャンプ場 マーレグラッシア

サイトへ戻ると入口がチェーンで施錠されていた、、、が、裏側入口から問題なく入れた。
トイレも扉が閉まり施錠、水も出なかった、、、セコイわこの島、、、。
とわ言え、静かな海を眺めながらの野営、村祭のお囃子を聞きながらゆったりした夜を過ごす。

走行距離:300km

10月7日

6時に起床し朝食摂り撤収、道の駅しまなみの駅御島に行き空き缶処理。
大山祇神社を見学する時間はないのでフェリー乗り場のある宗方へ向う。
簡素な作りのフェリー乗り場に着き自販機で切符購入し船上の人となる。
考えてみればフェリーに乗るのも随分久し振りな気がする、、、。
二輪10台、車10台程乗れる小型フェリーは20分程で岡村島の岡村港に到着。

宗方港 肥島
遠くにしまなみ海道が見える 岡村港

岡村から時計回りで走る、天気も最高、海も浜も島も全てが綺麗、来て良かった。
岡村島から中ノ島、平羅島と橋を渡り大崎下島へ。

観音崎入口の浜 岡村大橋へ向う
岡村大橋(岡村島~中ノ島) 平羅橋(平羅島~大崎下島)

大崎下島も時計回りに走ると御手洗と言う港町に到着。
江戸時代から中継地として栄えたらしいが昔の街並が残りここも良い。
歴史の見える丘公園まで上がると景色抜群だった。

江戸時代の高灯篭 御手洗の街並
歴史の見える丘公園から岡村大橋方面を望む 歴史の見える丘公園から四国方面を望む

歴史の見える丘公園から暫くみかん農道を走り海沿いの道に下った後はずっと海沿いに走り豊浜大橋を渡り豊島へ。
道なりに走ると自然と反時計回りとなり豊島大橋を渡り上蒲刈島へ。

みかん農道からの景色 豊浜大橋(大崎下島~豊島)
豊島大橋(豊島~上蒲刈島) 豊島大橋(豊島~上蒲刈島)

上蒲刈島に入り道なりに走ると時計回りになる、海沿いに走り下蒲刈島に渡る蒲刈大橋手前の
「であいの館」なる観光案内土産物施設で一服。
下蒲刈島に渡り少し走るととびしま海道最後となる有料(550円)の安芸灘大橋である。
景色が良かったとびしま海道を後にし安芸灘大橋を渡りR185を東へ少し走って野呂山へ。
さざなみスカイラインを走り野呂山のビジターセンターで「生き物スタンプラリー」のスタンプ押して
かぶと岩展望台へ、走ってきたとびしま海道の島々が見える。

安芸灘大橋(下蒲刈島~本州) 野呂山展望台からとびしま海道を望む

野呂山からR185に降りて西へ、呉に入り大和ミュージアムへ行く。
バイクを建屋東側に止めて500円支払い館内へ。
連休だけあり結構な人人人、資料が多くあったがあまり見えなかった。
目的の回天はしっかりと見たのでまぁいいか、ここは半日位かけてゆっくり見た方が良いな。

大和ミュージアム 戦艦大和の模型
特攻兵器、人間魚雷「回天」十型 特殊潜航艇「海龍」
零式艦上戦闘機 六二型 館内から呉港を望む

続いて、目も前にある海上自衛隊呉資料館を見学、無料である。
実物の潜水艦があり内部を見学出来る、以前潜水艦の保守仕事で内を隅々まで入ったので
潜望鏡周辺だけの見学は物足りない感じだった。

大和ミュージアムの前に海上自衛隊呉資料館 潜水艦の操縦席

遅めの昼食を隣の夢タウンで食べてバイクで一服していると近くに居たポポン到着。
これから見学するポポンを残し本日の野営予定地である大浦崎へ向う。
R487を南下し3重ループに目が回りそうになる音戸大橋を渡りキャンプ場へ。
目の前が海のサイトは日帰りBBQ客多い、テント張って来た道を少し戻り、
音戸大橋北側の音戸の瀬戸公園内にある「オーシャンスパ汐音」へ。
泉質はNa・Ca-塩化物泉でかなりの塩味、露天風呂からの眺めが良くサウナもある。
石鹸、シャンプーあり、JAF割で600円、70コンドー。

オーシャンスパ汐音

テン場へ戻る途中のスーパー藤三で買出し、サイトに戻りキャンプ代300円を支払う。
暫くしてポポン合流しお疲れ宴会開始、日付変わるくらいまで飲んでお開き。

走行距離:129km


10月8日

朝6時半起床、良く晴れているが少し寒い。海から昇る朝日が神々しく島影が綺麗だ。
昨夜の残り食材を平らげ、久々にまったりとした時間を過ごす。

大浦崎公園キャンプ場 目の前は浜辺

のんびりして10時半出発、R467~R185を西へ走る。
野呂山へ行くポポンとは路上解散しR185を海沿いにずっと走る。
道の駅「たけはら」と「みはら神明の里」に寄り尾道へ。
中央商店街を少し散策、ラーメンでもと考えたが付近のラーメン店はどこも行列!?

竹原付近にて 尾道中央商店街

ここでのラーメンは諦め先へ進み、福山で国道沿いの適当な尾道ラーメン屋に入った。
時間はすでに2時、福山西から高速に乗り、毎度の渋滞に若干巻き込まれて神戸北から
六甲北道路~有馬経由で帰宅した。

今回はほぼ初めてのルートでしまなみ~とびしま~呉と回ったが、
とびしま海道の綺麗さは感動ものであった。
江田島には行けなかったので次回に期待しよう。

走行距離:342km
総走行距離:771km