2015
2015年7月10~12日 比良 イン谷口~金糞峠~コヤマノ岳~武奈ヶ岳~イブルキノコバ~八雲ヶ原~北比良峠~ダケ道~イン谷口 登山、丹後 滝巡り
武奈ヶ岳から北稜を望む
2015/7/11 撮影
7月10日
梅雨の晴れ間に登山ツーリングに行く、暑いので標高を求めて比良山系へ。
夜8時半出発、R171~R1と走る、相変わらず夜でも車多く、京都市内は灼熱。
道の駅「草津」に行って見るがガキがたむろし寝場所なし。
湖沿いに北上して「なぎさ公園」の浜辺にテントを張ると11時半。
道沿いだが車止めあり侵入車なくそれなりに静か、トイレもあって充分な環境.。
蟻は多いが蚊はおらず涼しくて快適、一杯飲んで就寝する。
走行距離:95km
7月11日
6時起床し、浜辺には目前のホテルに滞在しているらしき観光客の姿、撤収して近くのコンビにで朝食、空は曇っている。
なぎさ公園 |
150円払って琵琶湖大橋を渡りR161を北上、登山口のあるイン谷口へ向う。
トイレ前の駐車場はすでに7割程車で埋っている、準備して8時40分スタート。
駐車場からはしばらく林道を歩き、大山口分岐を左の青ガレ方面に向う。
駐車場入口のトイレ前にバイクを止める | 大山口分岐を左の青ガレ方面へ |
じわじわと登って行くと、湧水があったので喉を潤す、冷たく美味しかった。
堰堤を越えて進むと、かくれ滝の看板があったので寄って見る。
落差10mほどの細い流れの滝だが、蒸し暑い日の滝前は天国。
大山口分岐の先の湧水 | かくれ滝 |
沢沿いに進み堰堤の前を横切ると、青ガレ区間、大きい岩ごろがずっと上まで続く。
堰堤を高巻きした先も岩ごろは続く、湿気高く急登でしんどい登りだ。
暑さと湿気でへろへろになりながら金糞峠に到着、涼しい風が吹き抜ける中一服する。
青ガレ始まり | ガス多く湿気高い |
足元は岩だらけ | 金糞峠 |
金糞峠から先は気持ち良い沢沿い歩き、水が綺麗で先程までの辛さを忘れる。
金糞峠を越えて進む | 沢沿いに歩く、水が綺麗だ |
沢に沿って少し下る | 支谷に沿って登る |
中峠、コヤマノ岳分岐から尾根道に上がり沢を離れる時は心惜しかった。
急登続く尾根を休み休み登り続ける、ここも辛い。
尾根を登り切って、コヤマノ岳到着、草地に座り風を受けながら一服する。
ここまで登って来てようやく景色が広がり正面には釈迦岳が見える、ここは影も多く休憩にぴったりの所だ。
コヤマノ岳 | 釈迦岳を望む |
コヤマノ岳から少し進むと、武奈ヶ岳の山頂が見える、人の姿も確認出来る。
武奈ヶ岳への登りは抉れた石ころだらけの所を進む、歩き辛い事この上ない。
急登を続け後方に展望が広がると南西側の山々が良く見える。
武奈ヶ岳山頂が見えた、人の姿も | 石ころ登山道を進む |
南側展望が広がる | 南西側展望 |
稜線に辿り着き、少し歩いて11時42分、武奈ヶ岳(1214m)到着、360度の展望が広がり景色良い。
人も大勢居て久々に多くの登山者の姿を見た気がする、昼飯一服休憩する。
南西稜へのルート | 武奈ヶ岳(1214m) |
北稜へのルート | 西方面の山々 |
充分休憩して12時3分下山にかかる、来た道を引返し、コヤマノ分岐をイブルキノコバ方面へ。
ここも抉れた道に石ころだらけで歩き辛い、途中から沢沿いとなり沢の流れが心癒す。
抉れて石ころで歩き辛い | 崩れた所はロープ補助あり |
沢沿いを下って行く | 沢が気持ち良い |
イブルキノコバを過ぎると広い原っぱとなり八雲観音で少し休憩。
八雲ヶ原の湿地帯を抜けて、北比良峠まで歩いて、ようやくうっすらとした琵琶湖見ながら休憩。
八雲観音像 | ヤクモ池 |
八雲ヶ原の湿地帯 | 北比良峠 |
北比良峠から眼下に奇岩を望み、尾根に入りダケ道を下る。
8割方は石ころだらけで歩き辛い上、風も景色も無く我慢の歩きとなる。
谷筋に入ると水が出てきて、時折顔を洗いつつ下山。
朝の大山口分岐まで下りてきて林道を下る。
北比良峠直下に奇岩が見える | 細尾根もあり |
扇子で扇ぎながら涼を取りつつ下山 | 大山口に下りて来た |
林道を下り、2時42分にバイクに戻った。
武奈ヶ岳:1214m
累積標高差:1023m
歩行距離:13.2km
所要時間:6:04
イン谷口駐車場 8:40 - 大山口 8:48 - かくれ滝 9:07 - 青ガレ入口 9:25 - 金糞峠 9:59 - 尾根分岐 10:26 -
コヤマノ岳 11:03 - 武奈ヶ岳 11:42 - 12:03 - イブルキノコバ 12:40 - 北比良峠 13:15 -大山口 14:32 - イン谷口駐車場 14:42
大量に汗を掻いたので温泉へ行きたい、一番近い比良とぴあへ。
5分ほど走って到着、石鹸シャンプーあり、610円の良心的価格。
アル単の様だが塩素臭のする循環湯と思われほとんど特徴はない。
下山してすぐに入れるのは有難い、美肌効果はあるのかも?65コンドー。
今夜の為に湧水を汲みに行く、R161を北上し高島の藤樹書院跡へ。
こんこんと湧き出す水はすっきり冷たく美味しい、前の水路には鯉が泳いでいた。
比良とぴあ | 藤樹書院跡 |
藤樹書院跡前の水路に鯉が泳ぐ | 藤樹書院跡の湧水 三尺の泉 |
さて、今夜の寝床はどうするか?
とりあえず湖畔沿いに北上し探すが、良い所なし。
今津のスーパーで買出し後、湖畔は諦め日本海へ出る事にした。
R303~R27と走り若狭へ、道の駅大飯は新しく出来た道の駅ですでに調査済みである。
海辺に芝生や東屋があり、野営には最適な環境。
芝生にテント張り、ビールで疲れを癒す。
走行距離:126km
7月12日
6時半に暑さで目覚める、快晴であるが、じっとしているだけで汗が噴出す。
道の駅大飯 |
撤収してR27を西へ走り、高浜のぽーたるで朝飯食べ、本日の行動を検討。
こう暑くては山に登る気にもならないので滝で涼を取る事にした。
ここから一番近い日本の滝100選の金引の滝へ行くべくR27~R178を西へ走る。
駐車場から少し歩くと、大きい岩肌を流れ落ちる涼しげな滝に到着。
高さ40m、幅20mとなっているが見えるのは下半分だけの様だ。
水量はさほどでもなくあまり迫力はないが、マイナスイオンと冷風で大分涼しい。
手前にある小滝 | 金引の滝 |
続いて府道9を南下した直ぐ近くにある、今福の滝へ向う。
林道を少し走って第2駐車場にバイクを止めて滝へ。
ここは少し歩かないとならない、橋を渡って看板に従い登る。
入口から続くコンクリ舗装には苔が生して非常に滑り易く気を使う。
山道を暫く行くと滝展望所から大きな滝が見えた、この迫力は先程の金引の滝の比ではない。
更に上に「1の滝」と看板があるので行って見ると、先程見えていた滝から川床が伸びて「1の滝」があった。
こちらは5m程の小振りな滝であるが、2の滝の上に立つと少し怖いくらいの迫力。
今福の滝第2駐車場 | 橋を渡るとコンクリ舗装の登り |
滝展望所から2の滝、3の滝を望む | 2の滝落ち口 |
1の滝 | 1の滝から2の滝への川床 |
1の滝から元来た道を戻り、3の滝の滝壺へ向う。
途中の道から下に4の滝が見えるがかなり下である。
3の滝壺前にはログハウスがあり中に囲炉裏?が作ってあった。
3の滝の滝壺はほとんど窪み程度だがマイナスイオンが大量に降り注ぐ。
2の滝は大分上で更に傾斜があり全貌は確認出来ない。
滝前で一服して、沢沿いに下ると「滝神社」があったので御参りして戻る。
4の滝 | 3の滝と滝壺 |
ログハウス | 滝神社 |
滝を2箇所巡りもう充分だ、帰路に付く事にする。
宮津に戻り、府道45~55~綾部と快走し道の駅瑞穂で休憩。
R171~何時ものルートを走り、西谷夢プラザで一服して帰宅した。
梅雨の晴れ間に行った武奈ヶ岳であったが、金糞峠より上の沢が綺麗で感激した。
やはりブナが多い山なので水が綺麗なのは当たり前だろうが、かなりの奥深さを感じる。
比良山系は今回の様に前泊すれば色々と楽しめそうなのでまた行こう。
走行距離:209km
総走行距離:430km